- 2010.08.12 Thursday 16:10
- アフロブラジリアンダンスのワークショップ♪
- Category : スタッフ体験レポート
- by abst
先日、スタジオアムリタにて
アフロブラジリアンダンスの日本における第一人者である林夏木さんの初ワークショップが行われました。
私も参加させていただきました。
一度、ショーを拝見させていただいたことがあるのですが、
踊るのは初めてで、生演奏付きのレッスン!楽しみにしていました。
まず、気功のような呼吸法から始まって、ヨガの要素なども取り入れられているようなストレッチをゆっくりと行った後、ステップや動きを丁寧に解説してくださいました。
アフロブラジリアンダンスはブラジルのダンスだけあって、
アフリカ起源のの神様(オリシャ)を讃える踊りが多いそうです。
北部のバイア州で広がっているカンドンブレの神々の衣装を着ている写真を見せていただき、イメージが膨らみました。
まずは、オグン(Ogum)という神様の踊り。
戦いや鉄をつかさどる、力強い戦士。勇気に溢れるオリシャ。
戦いに行く様を表した力強い動きを教わりました。
後半はうって変わってなめらかな、イエマンジャ(Iemanja)という神様に捧げる踊り。
イエマンジャは海の女神で、海の動きや水のようなゆったりとした動きが特徴的でした。
他にも富と愛の女神オシュンや海底の女神ナナ、薬草をつかさどる神オサイン、火や雷の神様シャンゴなどなど、どこか人間的なたくさんの神様がいるそうです。
そういうところはなんとなく、ギリシャ神話やヒンドゥーの神様、日本の神道の神様にも通じるところがありそうで、興味深い。
疫病神のオモル(omolu)なんていうのまでいて、面白かったです。
今回は贅沢にもブラカダさんの生演奏の太鼓で踊ったのですが、神様ごとのリズムの前に、神様に対する呼びかけの声なんかも入れてくれて、現地の感じも味わうことができました。
スタジオの端っこでは、太鼓の響きで倍音が鳴っていたようで、高音の旋律が聞こえていました!
アフロブラジリアンダンスは、一見アフリカンダンスと似ているかと思いきや、ずっとゆったりしていて、呼吸感はなんとなくフラに近いような感じさえしました。大地を思わせるアフリカンダンスに対して、なんとなく海洋的というか。。。
場所的にもざっくりアフリカとミクロネシアの間くらいだし、面白いなと思いました。
夏木先生もナチュラルでパワフルな素敵な先生でした。
終わってからは、このところごちゃごちゃしていた頭がなんだかすっきりしたような。とっても気持ちの良いダンスでした!!!また受けたいな。
☆林夏木さんのサイト
http://www.studiorhythmoon.com/